ウォーシュ新体制FOMC開幕——「ドット消滅」と利上げ票3つの衝撃、市場が一夜で身構える理由
6月16-17日のFOMCは、現職トレーダーの大半がキャリアで一度も体験していない局面に踏み込みつつある。政策金利が動くからではない。利下げに振れるバイアス文言が削除され、ドットチャートそのものが議長の手で骨抜きにされ、そして19人のうち少なくとも3人が「年内利上げ」を示唆する——そんな構造的な情報の地殻変動が、一つの会合に集中してしまったからという見立てが広がっている。
何があったのか
政策金利(FF金利の誘導目標)は3.50-3.75%で4会合連続据え置きの見通し。CME FedWatchベースで据え置き確率は約97%(6月13日時点)
議長は1月30日にトランプ大統領が指名したケビン・ウォーシュ氏。5月13日に上院54対45で承認、5月22日宣誓就任、第17代FRB議長として今会合がデビュー
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