発表内容の骨子

今回の合意は、既存の下請契約の拡大にあたる。元請はInnovative Defense Technologiesであり、発注の源は米海軍研究局が進めるSlingshotと呼ばれる研究開発の計画になる。同社はこの元請を支援する位置で参加している。

拡大された作業の中心は、軌道上での試験になる。2027年から2028年にかけて、衛星上での処理、自動的な絞り込み、実行可能性の確認を対象とする一連の試験が実施される。目標として掲げられているのは、追跡情報のより速く自律的な生成、予測に基づく計画の改善、軌道上での新たな運用能力の獲得とされる。

並行して、6機の新型衛星NewSat Mark VIを今後18か月でSlingshot IIIの構成へ統合する作業が進む。この統合により、計画は概念実証の段階から、運用に耐える能力の実証へ移行すると位置づけられている。研究の成果を示す段階と、実際の任務で使える水準を確かめる段階の境目に、この拡大が置かれている構図といえる。