発表の骨子

IonQのInvestor Day発表の中心は3つに分解できる。まず売上ガイダンスの引き上げで、単体2.8〜2.9億ドルは維持しつつ、SkyWater買収の連結寄与を加えた合算では4.5〜4.6億ドルへ引き上げられた。次に、Superionと呼ばれる新世代アーキテクチャのロードマップが公開され、Superion 256の顧客拠点への配備が2027年初頭から始まる予定とされる。Superionはレーザ制御を電子制御化することで製造性を高め、データセンター配備を可能にする設計で、数百量子ビットから数千、将来的には数百万量子ビットへの拡張を目指すとされる。

SkyWater側の進捗としては、量子用途に割り当てられているウェハ工程は数千枚規模に達し、うち約3分の1がIonQ向けとされる。同ファウンドリは現在9社の量子顧客を持ち、フォトニクス統合と超電導エレクトロニクス向けの専用プラットフォームを稼働させているとされる。加えて、Shorのアルゴリズムの初のエンドツーエンドコンパイルを完了し、1キロヘルツを超えるフォトニック量子インターコネクトを開発したと発表された。Congruity360との商用契約は米国内での大型量子セキュリティ導入として位置づけられ、IonQは同種案件で国内最大級と説明したとされる。