ナビタス・セミコンダクター(NVTS)|「AI電源」期待で株価3倍、でも売上は860万ドル
NVIDIAのAIデータセンター向け800V電源チップとしての採用期待から、ナビタス・セミコンダクターが急騰しています。アナリストは相次いで強気姿勢に転じ、テクニカルも上昇トレンドが続いています。ただ現実はシンプルです。現在の売上はわずか860万ドル(Q1 2026)、毎四半期で数千万ドルの赤字を垂れ流しており、黒字化は早くて2027年。NVIDIA単独の設計承認はまだ未発表で、複数パートナーのうち「1社」という立場も変わっていません。期待と現実のギャップが、この値動きを説明しています。本稿では、数字と提携事実に基づいて、短期・中長期それぞれの株価シナリオを分析します。
1. 何が起きたのか
この1か月でNVTSは8ドルから29ドルへ──3倍以上に急騰しました。理由は次の3つです。
ポイント1:決算が予想を上回った
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