宇宙関連株が連れ高、SpaceX史上最大IPO申請が引き金に ── 通信・打ち上げ・衛星データに資金流入
ロケット・衛星関連株が時間外でも上昇し、直近の上昇基調をさらに拡大している。SpaceXが時価総額約1.75兆ドルと史上最大規模のIPOを申請したことを受け、上場前の「連れ高」として公開市場の宇宙関連銘柄へ資金が回転。AST SpaceMobile、Rocket Lab、Planet Labsなどが軒並み買われ、衛星通信・打ち上げ・地理空間データの各分野へ波及が広がっている。
SpaceXは先週S-1(上場目論見書)を公開し、目標時価総額は約1.75兆ドルとされています。実現すれば、サウジアラムコが持つ約294億ドルの記録を抜いて史上最大のIPOになる見込みです。調達額は最大800億ドル規模と報じられており、ロードショーは6月8日の週、上場は6月が目標とされています。NASDAQへの上場が予定されています。
S-1では、Starlink中心のコネクティビティ部門が2025年に約113.9億ドルの売上、約71.7億ドルのセグメント調整後EBITDAを計上したと開示されました。全体売上は180億ドル規模とされ、この数字が「商業宇宙企業をどう評価すべきか」という市場全体の基準を塗り替えつつあるのが今回の上昇の核心です。
足元では、5月26日(火)の取引でAST SpaceMobileが約20%、Planet Labsが約15%、Rocket Labが約6%上昇しました。これは「pre-IPO halo(IPO前の連れ高)」と呼ばれる典型的な現象で、上場前に資金が公開市場の宇宙関連銘柄へ回転している動きです。
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