セレブライトがSkySafeと独占提携拡大 ― モバイルフォレンジック王者、ドローン捜査市場に本格参入、"空と地上を繋ぐ"次の成長軸へ
デジタルフォレンジックの世界的リーダーであるセレブライトDI(NASDAQ: CLBT)が2026年7月8日、ドローン検知・空域インテリジェンス企業SkySafeとの独占提携を拡大したと発表した。SkySafeのリアルタイムおよび過去のドローン飛行データと、セレブライトのモバイルフォレンジックプラットフォームを統合する枠組みとなる。この提携は3月に完了したSCG Canada買収に続く動きで、セレブライトはSkySafeの高度なUAV機能に対する独占デジタルフォレンジック提携先という地位を獲得した格好となる。ただし発表当日の株価は前場で3%超下落しており、市場は素直な好感を示していないとみられる。
何が起こったのか
セレブライトは、7000超の法執行機関・防衛・情報機関・企業顧客を抱えるモバイルフォレンジックの事実上の標準ベンダーであり、年間約300万件の合法捜査を支援している。今回の提携により、同社は"押収したデバイスからのデータ抽出"という従来の主戦場に加え、"空を飛んでいる段階のドローン活動データ"へのアクセスを一元化することになる。
具体的には、SkySafeが提供するクラウド型SaaSプラットフォームで収集したドローンの飛行経路・高度・発進地点・操縦者位置といったリアルタイム情報と、セレブライトが押収デバイスから抽出する写真・テレメトリログ・アプリデータ・通信履歴が、単一の捜査ワークフロー上で統合される。3月に買収したSCG Canadaは80機種以上のドローン本体からの証拠抽出技術を保有しており、今回のSkySafe統合と併せて"検知→追跡→押収→抽出→分析"の一気通貫プラットフォームが完成する構造となる。
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