発表内容の骨子

Charger LogisticsとのMOUは現時点で非拘束とされ、同社がAurora Driver搭載トラックを最大500台購入する意向を示す内容と説明されている。最終合意に至った場合、Chargerは物理資産を自ら保有したうえでDaaSにサブスクライブし、総保有コスト(TCO)の最適化を図る構えとされる。Chargerはこれまでにラレド回廊で自律運行を実施してきた経緯があるとされ、そこで得た運用上の効果を踏まえて規模拡大の判断に進んだ構図とみられる。既存の7月契約からの拡張という流れは、実運用での手応えが台数拡大の意向につながった可能性を示すと考えられる。国境付近や全国の高輸送量ルートへの展開が想定されているとされ、クロスボーダー物流を含む需要の厚い路線から広げる設計がうかがえる。納車は2027年から2028年に及ぶとされ、量産と納車が同時に立ち上がる時間軸が想定されているとみられる。

第3四半期決算では、Auroraは現金・短期投資を10億ドル超に保つとされ、ドライバーレストラックは20台超が隊に加わりつつあるとされる。生産面では、アップフィッティングを担うRoushとの連携で年換算1,000台超の生産能力の構築を進め、12月初旬には週20台の生産レートに到達する見込みとされる。規制面では、FMCSAがcab-mountedの警告灯を手動設置の路上警告器具の代替として認める5年間の適用除外を付与したとされ、無人運行時の運用負荷の軽減につながりうる動きと受け止められる。CEOのChris Urmson氏は、事業と業界にとって決定的な転換点に達したとの認識を示しているとされ、VolvoやPACCARとのOEM工業化に向けた連携も並行して進むとされる。OEMの製造ラインに自動運転キットを統合する方向性は、将来的な量産とコスト低減の前提になるとみられる。