Palladyne AI、政府閉鎖の逆風下でも通期ガイダンス据え置き ―「ドローン群れ自律制御」ソフトで防衛市場の覇権を狙う
ドローンの自律群制御ソフトウェアを開発するPalladyne AI(PDYN)が2026年Q1決算を発表した。米連邦政府閉鎖による契約活動の遅延という逆風を受けながらも、売上は前年同期比107%増の350万ドルを記録。経営陣は通期ガイダンス2,400万~2,700万ドルを維持し、受注残高(バックログ)の積み上がりを成長の根拠として強調した。一方で、市場予想は売上・EPSともに下回り、同社のビジネスモデルの成否が問われる局面に入っている。
何が起こったか
Q1売上は350万ドルで前年同期比107%増。内訳は製品売上170万ドル、エンジニアリングサービス売上180万ドルだった。営業損失は1,190万ドル、GAAP純損失は1,260万ドル(1株当たり0.28ドルの赤字)。非GAAPベースでは純損失1,020万ドル(同0.23ドルの赤字)となった。
注目すべきは受注残高の動きで、期初の約1,350万ドルから350万ドルを売上計上しつつ、期中に純額で約700万ドルの新規契約を獲得し、期末には約1,700万ドルへ拡大した。手元資金は3月末時点で現金・現金同等物・有価証券あわせて4,370万ドル。営業キャッシュ流出は約1,020万ドルで、ATM(市場での随時株式発行)プログラムによる純調達650万ドルが一部相殺した。
ただし、市場の反応は分かれた。売上350万ドルは予想を143万ドル下回り、非GAAP EPSも0.06ドルのミス。一方で決算後に株価が上昇する場面もあり、評価が定まっていない状況がうかがえる。
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