発表内容の骨子

締結されたのは覚書であり、法的な拘束力を伴う契約とは性質が異なる。両社が協力の範囲を探索することを確認する文書にあたる。

分担の構成は公表されている。相手方が提供するのは、分割可能な演算の構成になる。高性能な演算、太陽光による発電、放射による受動的な排熱の管理を単一の単位に統合し、これを積み重ねて規模を拡大する設計とされる。用途としては、軌道上での推論、データの処理、その他の計算量の多い作業が挙げられている。

同社が提供するのは、宇宙機の基盤にあたる部分になる。展開型の機構、太陽光による発電と配電、排熱の管理と放出、機体への統合、航空電子、系統工学が列挙されている。前稿で扱ったとおり、同社は宇宙分野の基盤や部品を長く手がけてきた経緯を持つ。