SES AI(NYSE: SES)深掘り — Russell 3000採用の裏で「Phantom Deals」訴訟が進行中、リチウムメタル神話の本当の値段
EV向け次世代電池の本命候補と目されてきたSES AI Corporation(NYSE: SES)が、2026年6月26日のRussell 3000指数組み入れを目前にしながら、同じ6月26日に集団訴訟のリードプレインティフ申請期限を迎えるという皮肉な状況にある。本稿では、Wolfpack Researchの空売りレポートから始まった「Phantom Deals」疑惑、3月の36.8%暴落、そしてESS・ドローンへの事業転換の経済規模を、定量的に分解する。
何が起こった
SES AIは2026年6月26日付でRussell 3000指数に新規組み入れされる予定だが、同社株は2025年12月以降、まったく別の文脈で市場の注目を集めてきた。
2025年12月9日、空売りファンドのWolfpack Researchが「SES's Dying Biz Pivoting into Another AI Pipedream?」と題したレポートを公表。同社が宣伝してきた複数の取引先について、実態のないペーパーカンパニーである可能性を指摘した。
2026年3月4日、SES AIは2025年第4四半期決算と2026年通期ガイダンスを発表。市場予想5,167万ドルに対し、会社ガイダンスは3,000万〜3,500万ドルと最大42%下回るショート内容で、株価は1セッションで36.8%下落、1株あたり0.63ドルの時価総額が消失した。
YouTube CHANNEL
動画でも解説中。最新動画はこちら
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘や金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
この記事をお気に入りに保存しておくと、
後で読み返しやすくなります
後で読み返しやすくなります
0件
N
まだコメントはありません。