SoFiが法人融資に踏み込んだ、手数料ゼロ・24時間・最大$250,000の中身と死角
SoFi Technologies(SOFI)が6月30日、SoFi Small Business Loansを発表した。申請手数料ゼロ、オリジネーション手数料ゼロ、繰上返済ペナルティなし、最短24時間で資金提供という条件で、消費者向けフィンテックから法人融資への本格参入に踏み出した形になる。個人の金融生活をワンストップで完結させるという同社の戦略が、メンバーの事業資金にまで伸びたことの意味と、製品設計に埋め込まれたトレードオフを読み解きたい。
何があった
SoFi Bank, N.A.が直接オリジネーターとなり、$2,500〜$250,000の固定金利ビジネスローンを提供開始した。用途は設備購入、在庫仕入れ、人員採用、成長投資。オンラインで数分以内に適格性チェックができ、承認後は最短24時間(営業日ET 14:45までに契約締結の場合)で入金されるとしている。SoFi会員でなくても申請可能だが、借入人の自宅住所と事業の主な所在地が米国または米国領土内である必要がある。
重要なのは、これが従来のSoFiのSMB向けサービスとは質的に異なる点だ。6月30日以前のSoFiは、法人向けにはマーケットプレイス方式(サードパーティレンダーへのルーティング)で与信枠や設備融資を紹介していた。今回は自社のバンクライセンスで直接融資する製品が加わった形で、マーケットプレイスは併存する。SoFiの直接融資に通らなかった申請者は、マーケットプレイスパートナー経由の商品を提示される設計になっている。
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