発表内容の骨子

GovCon Wireなどの報道によれば、今回の変更契約は9.46億ドルで、Crew-15、Crew-16、Crew-17の3ミッションを対象とする内容と伝えられる。実施内容は地上、打ち上げ、軌道上運用、帰還と回収、貨物輸送、および国際宇宙ステーションへのドッキング中における救命艇機能の提供を含む包括的なパッケージと説明される。契約形式は固定価格の不確定納入・不確定数量契約で、Mission Readiness Dateは2027年および2028年に設定されているとされる。SpaceXのCCtCap契約全体の総額は59.2億ドルに拡大し、Crew Dragonによる有人輸送ミッションの合計は17となる。この規模は、2014年の当初契約でSpaceXとBoeingがCCtCap認証取得の枠を割り当てられて以降、単一事業者としては最大級の追加調達となるとみられる。Crew-12は現在ISSに滞在中とされ、2022年の14億ドル追加分と併せると、CCtCap枠内のSpaceX側の実行契約は継続的な段階拡張を経てきた経緯が確認できる。加えて、ISS退役に向けた8.43億ドルの脱軌道機体開発契約も既存で保有しており、ISSライフサイクル全体にわたる契約基盤を確保した構造にある。単一のミッション換算では約3.15億ドル相当となり、過去の追加分と比較しても単価水準は概ね一貫している構造にある。

背景と文脈