何が起こったか

スペースX(SPCX)が今月初めにIPOの価格を決定し、約860億ドルを調達。ウォール街史上最大級の資金調達となった。3営業日以内に時価総額は2.66兆ドルに到達し、アマゾン、ブロードコム、そしてマスク氏が率いるもう一つの巨大企業テスラを追い抜いた。

ただし、この急騰の正体はファンダメンタルズではない。発行済み株式総数の5%未満しか公開取引されていない一方で、指数ルールの変更によりパッシブファンドが「入手可能な株式を何としても買わざるを得ない」状況に追い込まれた。需要が固定され、供給が極端に絞られた──それだけのことだ。