量子コンピュータ「2029年クリフ」、次の3年で何が起きるのか──超伝導 vs 光量子、覇権レースの読み解き方

あと3年。2029年、量子コンピュータは「実験室の置物」から「カネを生む機械」に変わる。IBMは200論理量子ビット搭載の誤り耐性マシン「Starling」をニューヨークで稼働させる。Googleは100万物理量子ビット、PsiQuantumは豪州ブリスベンで100万量子ビット級の光量子コンピュータを立ち上げる計画だ。これまで「10年後の夢」と片付けられてきた量子コンピュータが、ついに商用フェーズの入口に立つ。市場規模はBCG予測で2040年に最大8,500億ドル(約130兆円)。要は、いま動いている資金は「次のNVIDIA」を探す動きだと見られる。

■ 何が起きているのか──数字で見る「クリフ」の正体