空売り比率60%超を筆頭とする火薬庫銘柄の顔ぶれ

今回のデータで最も衝撃的なポジションを構築しているのが、レンタカー大手のAvis Budget Group(CAR)です。空売り比率は浮動株の60%を超えており、すでに2026年内に一度劇的な踏み上げ劇を演じているにもかかわらず、ベア(弱気派)は依然として強硬な売り姿勢を崩していません。

これに続くのが、高級家具・インテリアのRH(RH)で、空売り比率は56.7%に達しています。住宅市場の低迷や富裕層の消費減退を狙った空売りが集中していますが、株価が3桁台という高額面であるため、わずかな反発でも売り手が被る損失額は巨額になります。

また、新興EVメーカーのLucid Group(LCID)は48%近辺、ビットコイン採掘からエネルギー企業への転換を進めるCleanSpark(CLSK)も46%を超える売り圧力を受けており、将来の不確実性が高い成長セクターほど、ベアの標的になりやすい構造が鮮明に表れています。