発表内容の骨子

今回の募集は、普通株833,334株を1株0.60ドルで発行するとともに、最大24,166,666株分の事前積立型ワラント(プレファンド・ワラント)を1個あたり0.5999ドルで発行する構成とされる。ワラントの行使価格は1株0.0001ドルで、即時行使が可能かつ期限を設けない設計と説明されている。総調達額は費用控除前でおよそ1500万ドル、単独ブックランナーはCanaccord Genuityが務めたとされる。募集の価格決定は9月25日、完了は9月28日と開示されている。

事前積立型ワラントを大量に組み込む点は、株価が1ドルを下回る局面での調達に特徴的な手法とされる。名目上の発行済み株式数の急増を避けつつ、実質的に資金を確保する狙いがあるとみられるが、行使価格がほぼ0に等しいため、将来的な希薄化圧力は実質的に確定した部分が大きいと考えられる。発行株数の大半をワラントに寄せる構成は、需給面での急激な株数増を先送りする効果を持つ一方、行使に伴う潜在株式が上値の重しとして意識されやすい構造も併せ持つとみられる。