CorMedixのMinocin特許、連邦控訴裁が有効性と侵害を全面支持、ジェネリック参入リスクが特許満了まで消滅
2026年6月8日、感染症領域の製薬企業CorMedix(ティッカー:CRMD)は、完全子会社Melinta Therapeuticsが保有するMinocin注射剤の特許をめぐる控訴審で全面勝訴したと発表した。Nexus Pharmaceuticalsによるジェネリック参入が特許満了まで法的に阻止される形となり、同製品の収益基盤が確定した点は、主力製品DefenCathとの2本柱で成長を目指す同社の投資ストーリーにとって追い風となる可能性がある。
何があったのか
CorMedix(ティッカー:CRMD)の完全子会社Melinta Therapeuticsが保有するMinocin注射剤の特許について、米国連邦巡回控訴裁判所(CAFC)が地裁判決を支持し、特許の有効性と侵害を認める判決を確定させた。被告のNexus Pharmaceuticalsが開発したジェネリック・ミノサイクリン製品がMinocinの特許を侵害していると認定され、特許満了前のジェネリック販売を禁じる恒久的差止命令も維持された。
今回の判決は明確にCorMedix側(CRMD)に有利な結果となっている。関係者別に整理する。
勝訴側:CorMedix / Melinta Therapeutics(CRMD)
原告として全面勝訴。地裁で特許侵害・有効性のすべての争点で勝訴した内容を、控訴審で完全に維持できた。得られた利益は以下のとおり。
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