Critical Metalsが欧州リチウム統合を証券保有者承認、10月26日の裁判所審理を経てナスダック株交付へ
発表内容の骨子
今回の承認は、オーストラリアの会社制度に基づくスキーム・オブ・アレンジメント方式による統合手続きの一段階に当たる。European Lithiumの株主総会では株式スキームが投票数ベースで99.96%、出席株主ベースで97.22%の賛成を得たとされ、オプション保有者の総会では投票数・出席者ともに100%の賛成となった。関連当事者に関する決議も可決され、証券保有者による承認条件は充足された状態にあると説明されている。対価は新規に発行されるCritical Metalsの普通株式で支払われる構成とされ、実行時に既存株主の持分が希薄化する点が織り込まれている。手続き上の日程としては、10月26日にオーストラリア・西オーストラリア州最高裁判所での2回目の審理が予定され、同裁判所の承認が統合成立の条件に位置づけられている。その後、10月27日に発効し、同日の取引終了時にEuropean Lithium株とオプションがオーストラリア証券取引所での取引を停止する見通しとされる。10月29日を対価受領の基準日、11月5日を実行日とし、新たなCritical Metals株式は11月6日にナスダックで取引を開始、European Lithiumは同取引所の上場リストから除外される日程が示されている。いずれの日付も裁判所手続きの結果次第で変動しうる指標的なものと位置づけられている。10月22日の公表を受けたCRML株は、相対出来高が通常の3.1倍に膨らむなかで6.78%下落したとされ、希薄化への警戒が短期的な需給に反映された可能性がある。
背景と文脈
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