何があったのか

SEALSQは2026年7月29日、量子耐性ハードウェア認証ロードマップの更新を発表した。3月に公表された初期ロードマップに続く2回目のアップデートで、今回の主要メッセージは Physical AI(自律型物理AI)時代の到来と、量子コンピュータによる従来暗号の脆弱化リスクへの同時対応となる。

同社の声明で、CEO Carlos Moreira氏は以下の内容を明示した。AIが自律型 Physical AI システム(ロボット、車両、エッジデバイス)へと進化する中、信頼できるハードウェア・セキュリティが安全な相互接続運用に不可欠となる。プロセッサとアルゴリズムを超えて、すべてのデバイスが認証、通信保護、AIモデル保護、信頼できるアップデートを実行する必要があり、これらすべてはチップ内のRoot of Trust(信頼の起点)によって実現される。

さらに、量子コンピュータが従来暗号を脆弱化させるため、今日設計される10-20年寿命の製品は既にPost-Quantum Ready でなければならないという構造を提示した。SEALSQのミッションは、デバイスメーカーがこの課題に対処することを支援するために、次世代のPost-Quantum Cryptography(PQC)対応セキュアマイクロコントローラーとTPM(Trusted Platform Module)を開発することとなる。