発表内容の骨子

今回の合意は非独占のワールドワイド・リセラー契約で、MastercardがRezolve AiのソフトウェアとSaaSを自社の名義でマーケティングし、提供し、販売する権利を得る形とされる。顧客向けの営業調整はMastercardが主導し、再販先とは同社が直接契約を結ぶ建て付けとされ、Rezolve側は製品の供給と実装を担う役割に回るとみられる。販売の主語が決済ネットワーク側に移る構図であり、小型ソフト企業が自前の営業網に投資せずに販路を広げられる一方、顧客との一次的な関係はMastercardが握る形になる点が、この座組みの特徴と考えられる。

対象となる機能は、対話型コマース、商品検索とディスカバリー、カタログの付加情報整備、パーソナライズとレコメンド、カートと決済オーケストレーションに及ぶとされる。製品群としては、コマース機能のbraincommerce、決済処理のbraincheckout、対話基盤のbrainpowa LLMが挙げられている。買い物の発見から決済までを一続きで覆う構成で、加盟店が複数のツールを継ぎ合わせずに導入できる点が訴求材料とされる。