Plug Powerが事業進捗を開示 現金消費の記録的な縮小と電解装置の受注積み上げを強調
発表内容の骨子
開示によると、暫定かつ速報ベースの第3四半期売上は前年同期比で10%超増え、通期では約15〜16%の増収ペースにあるとされる。粗利率は直近の2四半期で改善し、第3四半期も前年同期比での改善が続く見込みという。注目されたのは資金繰りで、第3四半期の正味現金消費は約2800万ドルと過去最低水準とされ、期末の現金・現金同等物は制限付き現金を除いて約1億3400万ドルとされた。四半期中に自社株式を市場で売却するATMプログラムや、その他の増資・起債による調達はなかったと説明されている。増資に頼らずに消費を抑えたという点が、希薄化を繰り返してきた同社にとって重要な変化として位置づけられているとみられる。
電解装置事業では、具体的な受注が複数示された。デンマークのArcadia eFuels向けにProject ENDOR用の280メガワットの供給契約を結び、1ギガワット超のe-SAF案件を対象とする協力契約も締結したとされる。カナダのケベックではHy2gen向けに275メガワットのCourant案件の基本設計が進行中とされ、オーストラリアではOrica向けにハンターバレーの水素ハブ向け50メガワットの発注を最終投資決定を経て受けたという。スペインのIberdrolaとbp向けの25メガワット、ポルトガルのGalp向けの100メガワットも実行・試運転の段階にあるとされる。電解装置の商談規模は合計で約80億ドルとされた。会社は5大陸に電解装置を展開し、7万6000台超の燃料電池システムと280カ所の水素供給拠点を持つともしている。株価は10月16日終値で1.38ドル、時間外で1.40ドルと、10ドルを大きく下回る。
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