レコール・システムズ、構造改革で年末EBITDA黒字化に照準。売上12%増と利益率改善が示すターンアラウンドの途上
ロードウェイ・インテリジェンスを手がけるレコール・システムズが2026年第1四半期決算を発表し、売上高が前年同期比12%増、粗利益率が48%から53%へ改善した。従業員の約16%にあたる人員削減を中心とする構造改革を完了し、年末までのEBITDA黒字化を目標に掲げている。コスト削減の効果が第2四半期以降に本格的に表れるとされ、ターンアラウンドが計画通り進むかが焦点となるであろう。
何があった:売上1,030万ドル、EBITDA損失は前年から改善
レコール・システムズは2026年5月11日、3月31日締めの第1四半期決算を発表した。売上高は1,030万ドルで、前年同期の920万ドルから12%増加した。ScoutやDiscover、Commandといった各製品ラインがそろって成長に寄与し、合計で約110万ドルの増収となった。内訳はDiscoverが約68万2,000ドル、Scoutが約28万1,000ドル、Commandが約10万2,000ドルの寄与とされる。粗利益率は前年同期の48%から53%へ5ポイント改善した。
EBITDA損失は約650万ドルで、前年同期の740万ドルの損失から改善した。GAAPベースの純損失は約940万ドルとされる。一方で、売上高1,030万ドルは市場予想を約206万ドル下回り、GAAPベースのEPSはマイナス0.07ドルで予想を0.03ドル下回ったと伝えられており、トップラインでは市場の期待に届かなかった面もあるとみられる。営業活動によるキャッシュ使用は前年同期比で430万ドル、率にして54%改善したとされ、収益性の改善基調は確認できる。第1四半期末の現金残高は1,220万ドルで、2025年末の1,660万ドルから減少したが、これは季節的なパターンと一時的なリストラ費用を反映したものと説明されている。
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