1. 何があったのか

IBMは6月25日、半導体の国際会議VLSI 2026(6月14日から18日にかけてホノルルで開催)に合わせ、0.7nm世代のロジックプロセス技術を発表した。技術のコアは、ナノシートを土台に垂直方向にトランジスターを積み重ねる3D構造ナノスタックで、既存の2nm/3nm世代で採用されているナノシート(GAA)技術をZ軸方向に発展させたものとなっている。IBM ResearchディレクターのJay Gambetta氏はコンピューティングをナノメートル時代から原子スケールへ押し進めるものと位置付け、グローバル半導体研究開発担当バイスプレジデントのHuiming Bu氏は5年以内の量産に向けた準備を進める方針を示した。

2. 背景:なぜこのニュースが出たのか